水曜1限に行けない。

前期の水曜日1限になかなか行けなかった。
いや、結果として行ってたし、レポートもちゃんと出して単位も取れたのだから、行けなかったというのはそういう意味ではない。

1限は9時からなのに8時45分頃からようやく髪をとかし始め、8時57分になっても「うわ〜行きたくねぇ〜」とアプリゲームを起動してダラダラとし、9時5分頃に始めて「おやおや？」となる。エンジンがかかるのが遅いのだ。起きる時間は普段と変わらないのにどうして……。寧ろ火曜日に呑んで水曜日は早起きしてシャワー浴びるってパターンもあるのにどうして……。ほんとまったくもって不思議である。

割と興味の無い分野ではあるが、これよりもっとつまらない授業なんてごろごろあるし、先生もめちゃくちゃ怖かったり厳しかったりってこともない。専門の科目だから知らない人ばっかりってわけでもないし。毎回課題が出るわけでもなく、出席票を授業の終わりに配るくらい甘い先生で…………ん？出席票を、授業の最後に？あーこれだ。どうせ最後に配られるんならハナからいるのと変わらんし、のんびりしてやろうなんて心のどこかで思っていたのだ。
こうして立派に単位を取得し、夏休みを満喫し、後期になった。

後期の時間割の0番、水曜日1限には前期と同じ先生の名前が燦然と輝いている、まーた楽しようと思っているのだ。いつからこんなにずる賢くなっちゃったっだろう。若干の寂しさを覚えながら今日も二度寝をしたのだった。