これができないあれはしたい

身バレは覚悟してます。

こんなケースも知ってもらいたい

今週のお題「オンライン」

 Twitterを眺めていると、多くの大学でオンライン授業が行われるようだ。これに関してはわたし卒業しててよかったな、と思うのだった。

 わたしは大学の入学祝いにノートパソコンを買ってもらった。しかし機械に弱く、セキュリティソフト?あ、Ward使うなら課金しなきゃいけないんですね!待ってWi-Fi繋がなきゃ動かないの?わー!英語がいっぱい出てきた!……という具合で、一ヶ月も使っていなかったと思う。
 しかしレポート提出等問題なく大学生活が送れた(これは自慢ですが成績もかなりよかった😊)のは、大学が徒歩圏内だったからだ。空きコマに、土曜日に、開館と同時に、気軽に入って空調の整った快適な部屋で21:00まで大きい画面の通信の安定したデスクトップパソコンを使うことができたのだ。

 パソコンというのはまず本体が高値である。先述の通りセキュリティソフトやOfficeなど諸々お金がかかってくる上、そういえばネット回線がなければ使い道の半分以上が失われる。この辺をソロでなんとかするというのは一人暮らしではなかなかしんどいものではないだろうか。まぁ今どき簡単な調べ物やちょっとしたレポートぐらいならスマホでなんとかすることができちゃうから、みんなスマホでなんとかしちゃう。だから若者ってスマホSNSは強いけどパソコンやネットワークの回線には弱い、みたいなのどっかで読んだな。

 あ、そうスマホスマホがあるのだからパソコンがなくとも授業を受けるのに不自由しないだろうと言うお方もいる。が、やはりこれも少し難しいのだ。
 私自身高校生のときスマホで講義を受けるサービスを利用していた。講義内容はもちろん、止めたり戻したり出来ることができるというのもとてもよかった。
 しかしとりわけ素晴らしいと思ったのが板書だ。CMやHPをみてもそうなのだが、タブレットスマートフォンで見ることに特化しているため、大きい文字で、また、この人たちは「授業のプロ」であるため、スッキリしたレイアウト、無駄のない黒板の使い方でめっちゃめちゃノートが取りやすい。(そもそも黒板も半分しか写してなかった。パンパンにならない工夫はそこにもあったね。)
 それに比べて大学はどうだろうか。大学の先生教授などというのは教育者ではなく、研究者である色合いが強い。あ、待って、今は「大学の講義で高校生までのように知識を教授されるだけの人間になるな!」みたいなのやめてね。取りたくなくてもとらなきゃいけない授業とか高校までみたいにひたすら知識詰め込んでテストで成績決まる授業って結構あるから。閑話休題。そんな研究者>教育者の先生が講義を行うとまーあっち行ったりこっち行ったり矢印だらけ。あと字も小さくて汚いってのが一定数……。でも仕方ないのだ。だってこの人たちは研究者だから。(だから教育学の先生とか教員免許取った先生の授業は割ときれいなノート作れた。)餅は餅屋。もちろんこれについて責めるつもりは毛頭ない。全然悪くもない。それに、どちらかといえばわたしがさっき「やめてね」って言った考え方の人が多いだろうし。まぁそんなわけで大学の講義のホワイトボードというのはあまりにもスマートフォンでの視聴に向いてないのだ。

 これは完全に余談となるが、3年秋の終わり、ゼミ論がヤバすぎて夜中も作業をせねばならぬと思いものっそい久しぶり、約2年ぶりにノートパソコンを開くとWindowsが消えていた。いやほんとに。Windowsが消えていた。親に泣きつきなんとかしてもらうとまーあ画面の大きいこと(スマホ比)。顔がいいという理由7割でみているYouTuberの動画はこちらで見るようになった。感動。でも在宅での新卒研修が始まるまでは殆ど就活とそれにしか使ってなかった。画面が小さい以外は(慣れもあるだろうけど)結局スマホ最強説あるよね。



 簡単に「オンラインで」なんて言うけれど。確かに私らデジタルネイティブかもしらんけど。全員が全員パッと簡単快適に受講できると思うなよ?